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osaka_day_walk (大阪・中之島)

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(film simulation "kodak Portra VC" by DxO FilmPack)



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CINDY SHERMAN の「Clowns」を購入しました。

先日ご案内したアントワン・ガタガも素晴らしいですが、これも凄いんです!キテます!

得も言えぬ不可解な感情が押し寄せてきます。

内容はピエロを撮った写真なんですが、あらゆる意味で「道化」という言葉が指し示す感情を内包しています。

う~ん、見てもらうより他ないんですが、写真をご紹介できるサイトとかないんですよね、残念です。


もともと手元にあった「HUGE WOMAN」という雑誌で紹介されていて、気にもとめていなかったんですが、久しぶりにひっくりかえしてみたら目の片隅に何となく引っかかって、だんだんと抗しがたくなっていきました。

それが「CENTERFOLDS」の1枚の写真(お見せできないのが残念!女子学生風のCINDY SHERMANがひざまづいて濡れながら訴えるように見上げている写真です)です。

早速、六本木ヒルズのツタヤ(いつもここでチェックします)に行った際に作家をチェックしてみると、結構品揃えがあってビックリ。

大御所なんですね。

「CENTERFOLDS」の他の作品も期待に違わぬイメージたちです。

そして「CENT・・・」と同じぐらいハマッたのが「Clowns」でした。



この作家は、結構な種類の写真集が出ていますが、どれも本の質や収録作品がバラバラでした。

また、ある程度、振幅のある作家のようで色々なテーマをやっていて、興味ないものもあるんですよね。

最初に評判になった「UNTITLED FILM STILL」なんて、個人的になんとも思わない。

1枚、1枚、そんな大した写真じゃないですし、似かよった写真が組んであったり。

それを更に発展させたのが「CENTERFOLDS」だったりするんですが、受ける感動に雲泥の差がありますね、個人的にですが。

「CENT・・・」の写真集が残念なのは点数が少ないのと、横長なのに本が小さいので見開きでみるようになっているんですが、作品の真ん中に折り目が走っちゃっていることです。

特に折り目は、鑑賞の妨げになり興ざめです。

そうすると大きめのレトロスペクティブ(作品全集)で見るしかないんですが、興味のない作品が結構はいってくる。

「Clowns」は、大判のハードカバーでプリントも大変良くて上出来な写真集だったので、とりあえず買うとしたら「Clowns」だけだな、という結論に。

半年前にそういう結論を出したんですが、熱に浮かれているだけかもと思い、半年ほどこの気持ちを寝かせましたが衰えることがなかったので、購入をしました。

洋書屋に当たり前のようにあると思うので、気になる方は是非ご覧ください。
by private__eyes | 2008-01-22 20:35 | 大阪Day_Walk


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